先日の「クレオパトラの食卓~エジプト料理パーティ」の時に作った、料理のレシピを書いておきます!どれもご家庭で手軽にできるように、手近なスーパーにある食材でできるようにしてあります。夏の疲れをとり、身体、お肌によく、ヘルシーです。お試しあれ!
◎ショルバ ト モルヘイヤ(モロヘイヤのスープ)
別名「王様のスープ」といい栄養価が大変すぐれています。モロヘイヤのネバネバが何ともいえず美味しく、新しい食感です。コクがあり、ヘルシーで、作るたびにおかわり三昧。風邪っぽい時や、疲れた時にも、元気が出るので、よく作ります。
■作り方
1.みじん切りにしたたまねぎを、サラダ油で弱火できつね色になるまで炒める。
2.みじん切りのにんにくと、とり肉を入れ、最後にバターを少し入れて炒める。途中で塩、こしょうも加える。とり肉は、骨付きのぶつ切りか、もも肉などが適する。
3.水と、チキンブイヨンを入れて、煮込む。
4.モロヘイヤの葉を細かくみじん切りにし、ねばりがでるまで根気よく包丁で切り刻む。これをスープに加えて、ひと煮立ちさせる。
5.すりおろしたにんにくをバターで炒め、クミン、コリアンダー、オールスパイス、カイエンペッパーを加える。このターレーヤをスープの最後に味加減をみながら、加えてゆく。さっぱりとしたのがお好みなら、バターの量を少なくしたり、ターレーヤを入れずに、そのまま、香辛料で味を整える。
■材料(5~6人分)
モロヘイヤ 2束、たまねぎ 1個、にんにく 2片、とり肉 400グラム
チキンブイヨン、バター、サラダ油、水 5カップ、たかの爪(とうがらし)、塩、こしょう、ターレーヤ(クミン、コリアンダー、オールスパイス、カイエンペッパー、すりおろしにんにく、バター)
◎コシャリ(エジプトのまぜ御飯)
材料から見たイメージと違い、とても美味しいですよ!ドンドン食べられてクセになります。お昼ご飯にちょうどいいです。ベジタリアンの方にも最適です。
■作り方
1.たまねぎは輪の形になるように薄く切り、サラダオイルでカリカリのきつね色になるように素揚げをする。エジプトでは、その油を使って米を炒めてからピラフのように炊いたりするが、簡単にさっぱりと作るには炊飯器で、普通に炊いておく。
2.レンズ豆はゆで汁を捨てずに取っておき、すりおろしにんにく、バター、塩、こしょうで味を整えておく。缶の場合はなべに弱火にかけてあたためて同じように味を整える。
3.マカロニは塩を少し入れ、普通にゆでておく。
4.ごはんの上にマカロニをのせ、レンズ豆をのせ、飾りのひよこ豆のゆでたものをのせる。揚げた揚げたまねぎものせ、好みで、ソースやレモン汁、お酢や、とうがらしなどをかけて、まぜて食べる。
※コシャリは、いろいろな作り方があり、マカロニをトマトソースであえておき、味を付けておいたり、ごはんに豆を入れて一緒にピラフのように炊き込んでおいたりするのもある。タバスコなどをかけても美味しい。
■材料(4人分)
アッツ(レンズ豆)乾燥豆をゆでたものか、水煮の缶
ひよこ豆(上の飾り用、お好みで少し)、米 2合、マカロニ 80グラム
たまねぎ 1個、にんにく、塩、こしょう、クミン、バター、サラダオイル
※シャッタ
コシャリにかける辛いソースです。
トマトペースト 大さじ1、豆のゆで汁 2分の1カップ、お酢またはレモン汁 大さじ1、カイエンペッパーまたはレッドペッパー、ハリーサ(手に入れば、お好みで)
◎タッブーリ
鮮やかな野菜の色彩、爽やかな味で、パセリがこんなに沢山食べれるなんてびっくりです。私は以前パセリが苦手で食べれなかったんですが、このサラダなら食べれます。個人的にはクレイジーソルトを入れるのが好き。写真の物はパセリが少なく見えますが、もっと沢山パセリを入れた方が美味しいです。
■作り方
1.すべての野菜をみじん切りし、そこに、直接乾燥したままのクスクスを入れ、塩、オリーブオイル、レモン汁を入れて、味を整えます。野菜の水分でクスクスが上手く戻ります。
2.レタスや、サラダ菜などを敷いたお皿に、こんもりと盛りつけましょう。葉に載せて食べてもいいですね。
■材料
クスクス、あればブルグル(挽き割り小麦)、パセリ、トマト、キュウリ、タマネギ、レモン汁、オルーブオイル、塩。各分量はお好みで。
◎ロズ ビ ラバン
冷やご飯利用で簡単に作れます。もちろん生米からもできます。エジプトの牛乳はフルクリームといって乳脂肪分が多く入っているので、日本で作るときは生クリームを入れます。エジプトでは、コシャリ屋に売ってます。エジプトにいる時に一時はまり毎日のように食べてました。やさしく懐かしい味がします。
■作り方
1.冷やご飯がかぶるくらいの水を入れ、弱火にかける。そこへ、お好みで砂糖を入れ煮とかし、おかゆのようにする。さらに牛乳を入れ、静かに混ぜながら煮詰める。最後に火を止めて、生クリームを入れる。
2.冷まして、器に盛りつける。水分がなくなり、固まってしまっているようなら、牛乳か生クリームをかけて食べると美味。
■材料
米(冷やご飯)、砂糖、牛乳、生クリーム、水。各分量はお好みで。
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